森 季子 声楽

メゾソプラノ。京都市立芸術大学大学院修了。修了時大学院賞受賞。青山音楽賞新人賞ほか受賞多数。ウィーン国立音楽大学リート・オラトリオ科に留学。宗教曲等では「ヨハネ受難曲」「マタイ受難曲」「メサイア」「第九」「モツレク」などのソリストを務める。オペラでは『フィガロの結婚』(2008年デビュー)『魔笛』(あいちトリエンナーレ、NISSAY OPERA)『泥棒かささぎ』(大阪国際フェスティバル)『ワルキューレ』『ラインの黄金』(共にびわ湖リング)『マクベス』(日生劇場)『カルメン』(新国立劇場、他)など各地の劇場に出演。びわ湖ホールでは『ヘンゼルとグレーテル』『子どもと魔法』『ホフマン物語』『三文オペラ』『竹取物語』『死の都』など、多彩な役で好演を果たす。オペラに限らず、ドイツリート、日本歌曲など、どの分野においても清廉な声質、明瞭な発語、豊かな音楽性、言葉に忠実で緻密な表現力に定評がある。びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバー。これまでに北村敏則、M.ウングリアヌ、W.モーア、加納悦子の各氏に師事。