堀音での経験について
良かったこと Top3
1番は、やっぱり、⾳楽仲間とたくさん出会えたことですかね。 堀音の友人とは今もよく電話して、お互いこれ頑張らななとか、いろいろ⾳楽について語り合ったりとかできるんで、それはいい経験ですね。あと先輩とか後輩とかも繋がりがすごい。すごく活躍している先輩とかを⾒て、⾃分も頑張らないとなって思えたりとか、そういうのがあるんでいいですね。
2番⽬は、堀⾳はソルフェージュ・視唱とか、聴⾳とかにすごい⼒を⼊れているので、この学校で学んだら、世界に通⽤するソルフェージュ⼒は⾝につけられると思います。 チェコの学校でのソルフェージュの内容は、堀⾳の受験レベルの内容と同じぐらいです。 逆に⾔うと、堀⾳受験のときに、ソルフェージュを⼗分勉強しておかないといけない。
3番目は、施設がすごく恵まれてて、ピアノがある教室、レッスン室がたくさんあるんで、練習環境がすごい整っていることです。
ちなみに今ヨーロッパに留学されてて、そこと比べていかがですか?
堀音のピアノの質がすごく⾼いですね。向こうのピアノはボロボロで、もう⾳がならないピアノとかが多いんです。だから、今思えば、ものすごくいい環境だったなと思います。
高校生活で残っている思い出は?
やっぱりヨーロッパ研修旅⾏ですかね。堀⾳で⼀緒に学んでいる40⼈で、ヨーロッパに⾏って現地の空気に触れて、いろいろ勉強できたんで、とてもよかったと思います。そこで教えてもらった指揮の先⽣との出会いが、今の留学に直接繋がり、チェコで勉強できることになったのですから。⾳楽家⼈⽣の転機になったと思います。
堀音だから成長できた部分はありますか?
普通の公⽴⾼校と⽐べて、⼀学年40⼈しかいなくて、個⼈個⼈で⾃主的にすごくいろいろできる学校なので、⾃分から自由に意⾒を主張する⼒が培えます。⾵通しもいいですし、⾳楽を志す仲間がいっぱいいて、やっぱりその辺りは中学のときの仲間とはちょっと違うんです。みんなプロを⽬指してるんで、将来のことなどいろいろ話せるのでよかったなと思います。
堀音では、指揮者として1年生からいろんな演奏機会で活躍されていましたね。
堀⾳でオーケストラを指揮できた経験は、今にすごく⽣きてると思っています。普通の⾼校⽣はオーケストラでタクトを振れる機会なんて、1年に1回ぐら いしかないのに、僕は毎週のように授業の演奏とか振らせてもらってたんで。それは指揮の⼒だけではなく、⾃信にも繋がってるし、いい経験を積ませていただいたなと思います。堀音ではお客さんの前に⽴つ機会もとても多いです。⾼校⼊ったばかりの頃は舞台で割と緊張してたんですけど、この学校では、演奏会の機会をしょっちゅう持たせてもらえるんで、だんだん本番が楽しいことに変わってきましたね。緊張しなくなりました。